大麻培養細胞を用いたTHCA合成酵素の精製

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大麻培養細胞を用いたTHCA合成酵素の精製

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Purification OF THCA synthase from Cannabis callus
責任表示:
森元 聡(九州大学・薬学部・助教授)
MORIMOTO Satoshi(九州大学・薬学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1994
概要(最新報告):
本年度は、アサからTHCA合成酵素の精製を試みた。まず最初に抽出条件を検討した。抽出溶媒としてphosphate buffer,Tris-HCI 及び1M CaCl_2を用いてアサから粗酵素エキスを調製し、それぞれについて酵素活性を測定した結果、1M CaCl_2溶液が最も高い酵素活性を与えた。また、抽出部位に関しては、頂芽が最も高活性を示すことが判明した。以上の検討から、アサの頂芽から1M CaCl_2を用いて粗酵素エキスを調製し、各種クロマトを用いてTHCA合成酵素の精製を試みた。基質としてCBGAを用い、酵素反応によって生成するTHCAをHPLCで検出することにより、カラムからの溶出液中の酵素活性を測定した。DE-52,phenyl Sepharose CL-4B及びhydroxylapatiteの3種のクロマトグラフィーに付すことによって電気泳動上単一のバンドを示すまでに精製した。THCAの生合成に関与する酵素を精製したのは本研究が最初である。SDS-PAGE、isoelectric focusing 及びゲルろ過からTHCA合成酵素は分子量55kDa、等電点6.3の単量体酵素であることが判明した。THCA合成酵素はCBGA及びCBNRAを立体選択的にTHCAに変換することが明らかとなった。さらに本酵素はCBGAに対し、CBNRAに比べ高い酵素活性および親和性を示した。以上の結果から、THCAはおもにCBGAから生合成されるものと結論した。従来、THCAはCBDAから生合成されるものと推定されていたが、本反応を触媒する酵素活性を検出することはできなかった。本研究は初めてTHCAの生合成経路を直接証明しており、きわめて重要な研究と考えられる。 続きを見る
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類似資料:

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