植物培養細胞による大麻成分の変換とその薬理作用に関する研究

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植物培養細胞による大麻成分の変換とその薬理作用に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Biotransformation of cannabinoids using plant tissue culture and their activity
責任表示:
正山 征洋(九州大学・薬学部・教授)
SHOYAMA Yukihiro(九州大学・薬学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1994
概要(最新報告):
大麻成分の代謝研究は動物を用いた例が報告されているが、植物触媒即ち植物細胞・組織を用いての研究例は極めて少ない。本研究では当研究室で開発した各種薬用植物の培養細胞・組織系を用いて大麻成分を変換し、不安定要素の一つであるフェノールをブロックし、さらに水溶性の高い新大麻成分の創製、それらの生物活性のアッセイを行うことにより、創薬の資とすることを目的として以下の研究を行い、ほぼ初期の目標に到達する成果が得られた。(1)カラスビシャク(半夏)、トチバニンジン(竹節人参)、シャクヤク(芍薬)、ダツラ、カイケイジオウ(地黄)等の培養細胞・組織を用いて大麻成分をインキュベートした結果、カラスビシャクのプロトコームが変換反応に感受性が高いことが明きらかとなった。その他、ダツラの培養系に弱い変換反応が見られた。(2)カラスビシャクのプロトコーム切片を、植物ホルモンとして2、4-D(0.25mg/1)を添加したMS液体培地で1週間前培養し、各大麻成分のエタノール溶液を除菌フィルターで添加し、25±1℃、暗黒下で培養する系を確立した。(3)カンナビノール、カンナビジオール、カンナビジオール酸、テトラヒドロカンナビノール等の変換反応において、それぞれカンナビノールモノグルコシドとその水酸化体、カンナビジオール-モノグルコシド、カンナビジオール-ジグリコシド、カンナビジオール酸-モノグリコシド、ハイドロキシカンナビジオール酸-モノグリコシド、テトラヒドロカンナビノール-モノグリコシド等を単離構造決定した。(4)変換により得られた新大麻成分をカンナビノイドレセプターを用いるバインディングアッセイにより、テトラヒドロカンナビノール-モノグリコシド、カンナビノール-モノグルコシドがKD>8μM、カンナビジオール-モノグルコシドがKD>20μMであった。 続きを見る
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