新しい上下口唇圧測定法の開発とその臨床応用

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新しい上下口唇圧測定法の開発とその臨床応用

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
A new device for measuring the stress of upper and lower lips Clinical application
責任表示:
玉利 和彦(九州大学・歯学部・助手)
TAMARI Kazuhiko(九州大学・歯学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1995
概要(最新報告):
口唇の機能と上下前歯や顎骨の形態との関係を知るために、口唇圧を簡単に測定できる口唇圧測定システムを開発した。 一定の形をしたプレートを口唇の裏側に置き、そのプレートを口腔外側に引き出す時の口唇部の最大努力による抵抗力を口唇最大圧として上下個別に測定した。プレートはフォースゲージに接続させ発生した信号をノート型コンピュータに記録本させるシステムを開発した。 不断の力は最大筋力でも分かるし(平常筋力は最大筋力の20〜30%である)、最大筋力は形態も表わす(最大筋力は筋断面積に比例する)。口唇部の筋は孤立しておらず周囲の軟組織に移行しているので、少なくとも顎顔面前方部に影響しているのではないか。この様な考え方に基づき、上下の口唇最大圧と顎顔面前方部の硬組織(頭部X線規格写真)および軟組織(顔面規格写真)との関係を、正常咬合を示す成人女性を対象に調べた。 その結果、上口唇圧最大値よりも下口唇圧最大値の方が顎顔面形態と関連が強いことが判明した。被験者24名における相関係数は、下口唇圧最大値とANBとの間ではr=-0.427,またA-Bpl.との間ではr=0.460であった。一方Denture patternと下口唇圧最大値の比較では、U1 to SN r=0.398、 LI to SN r=0.313であった。また、口唇圧と顔面軟組織との比較では、下口唇圧と下顔面長との間にR=0.463の相関を見た。上下の口唇圧最大値の間にはr=0.418の相関を認めた。 以上の結果をまとめると、下口唇圧の強い者、つまりそこに大きな筋のある者は下顎が前後的にも垂直的にも発達する傾向にあることが分かった。 続きを見る
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類似資料:

10
気管・咽頭・食道の内圧測定法とその臨床的意義 by 小宮山 荘太郎; Komiyama Sohtaro
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