尿路性器癌の制癌剤感受性と耐性に関する研究

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尿路性器癌の制癌剤感受性と耐性に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Chemosensityivity and drug resistance in urogenital carcinoma
責任表示:
内藤 誠二(九州大学・医学部・助教授)
NAITO Seiji(九州大学・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1995
概要(最新報告):
1.抗癌剤感受性試験で、腎癌は移行上皮癌や精巣腫瘍に比べてcisplatin、 adriamycin (ADM)、 viblastineに対する感受性が低く、一般的臨床像をよく反映していた。この腎癌の自然多剤耐性の要因としてはmultidrug resistance 1 (MDR 1)にcodeされるP-glycoproteinの発現が重要であった。 2.膀胱癌のcisplatin自然耐性にはmetallothioneinの発現が関与していた。 3.膀胱癌のADMによる獲得多剤耐性にはMDR1の発現増加によるclassical MDRだけでなく、multidrug resistance-associated proteinの発現増加やDNA topoisomerase II (Topo II)の発現低下によるatypical MDRも存在する可能性が明らかになった。 4.膀胱癌のcisplatin獲得耐性にはcisplatinの細胞内濃度の低下とともに細胞内glutathione (GSH)の増加やglutathione S-transferase πの発現増加による解毒機構の亢進、さらにはTopoIの発現増加などが複雑に関与していた。Buthionine sulfoximine (BSO)はcisplatin耐性膀胱癌細胞内のGSH量を低下させることによってcisplatin感受性を増強し、臨床応用の可能性が示唆された。 5.表材性膀胱癌術後再発予防として、ADM単独とADM+verapamil(多剤耐性克服のためのmodulator)による膀胱内注入療法の比較試験を行い、verapamil併用の意義を明らかにした。 続きを見る
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