心室・血管系の至適結合様式に対する麻酔薬の影響

閲覧数: 2
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

心室・血管系の至適結合様式に対する麻酔薬の影響

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
THE EFFECT OF ANESTHETICS ON CARDIO-VASCULAR INTERACTION
責任表示:
外 須美夫(九州大学・医学部・講師)
HOKA Sumio(九州大学・医学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1994
概要(最新報告):
本研究では、吸入麻酔薬を使用した際に、心室収縮末期圧容積関係の傾き(Ees)と血管の実効エラスタンス(Ea)がどう変化するかを明確にし、心室・後負荷血管系の相互関係に及ぼす麻酔薬の影響を明らかにすることを目的とした.血管系が心室から最大の外部仕事を取り出す時を至適結合状態とするならばEa/Ees=1の時が至適状態であり、1を超えれば超えるほど後負荷が心収縮性を凌駕して、エネルギー移送がうまく行かなくなる.本研究で、麻酔薬の心血管相互関係への影響に関して、次のような結果が得られた. 1)イソフルレンはEa/Ees比を維持するものの、ハロセンはEa/Ees比を増加させる.すなわち、イソフルレンの方がハロセンより心室・後負荷血管系の至適結合状態を維持する. 2)ハロセン麻酔中のEa/Ees比は、フェニレフリン投与によってさらに増大する.すなわち、吸入麻酔薬による血圧低下に対して血圧を維持するためのα刺激薬の投与は、心室・後負荷血管系の至適結合状態を悪化させる. 3)プロスタグランディンE1の投与によって、ハロセン麻酔中のフェニレフリン投与によるEa/Ees比増大は改善される. 4)フェニレフリンのα作用は麻酔薬による心収縮力抑制を回復させるが、心筋の酸素需給バランスを悪化させる可能性がある. 続きを見る
本文を見る

類似資料: