単相性活動電位解析による再潅流不整脈および至適再潅流法の検討

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単相性活動電位解析による再潅流不整脈および至適再潅流法の検討

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
真弓 久則(九州大学・医学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
本研究を行い、以下の問題点に遭遇した。 1)単相性活動電位(MAP)測定電極の問題点 ラット摘出灌流心用MAP測定電極として心外膜側からの吸引電極を作製したが、吸引電極は組織障害が強くまた経時的測定が困難であった。そこで心内膜側から市販の電極カテーテルを用いてMAP測定を試みたが、カテーテルサイズが6Frまでしかなくラットにはやや大きすぎた。インターノバ(株)社に依頼して4FrのMAP測定用電極カテーテルを新たに開発し、ようやくMAP測定が可能となった。 2)ラットの問題点 ラットのMAPを測定したが、ラットの活動電位接続時間(MAPD)は他の哺乳動物と比較して著しく短くMAPDの変化を評価するには不適当であった。これは活動電位第1相にみられるI_<TO>が極端に大きいため再分極が早くなるためであった。したがって実験動物をモルモットに変更し、幅の広い活動電位を得ることができた。 3)再灌流不整脈解析の問題点 当初は双極誘導心電図ならびにMAPをデータレコーダに記録し、あとで解析することとしていたが、非常に手間暇がかかるため、HolterECGのレコーダーに記録し、自動解析機を用いて解析することを試みた。しかしラットおよびモルモットの心拍数は非常に多いため従来のレコーダでは記録が不可能であった。記録速度を倍にしたレコーダーを東機貿(株)と共同開発し、ようやく記録可能となり自動解析機にのせることが可能となった。 4)臨床研究の問題点 1)〜3)の理由のため、動物実験が大幅に遅れ、動物実験にてMAP測定を確立したのち臨床応用をはかることとしていたため、今年度中は開心術でMAP測定は行えなかった。しかし再灌流不整脈の現況を把握するため、準備段階として術直前よりHolterECG(24時間)を既に50例以上記録し、現在解析中である。 以上さまざまな問題に直面したが、すでに解決済みとなり来年度に引き続いて研究を行う予定である。 続きを見る
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類似資料:

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虚血再潅流障害の防止と至適心保存再潅流法の確立 by 河野 博之; KOHNO Hiroyuki; 徳永 皓一
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