溶菌酵素遺伝子導入による耐病性薬用植物の作出

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溶菌酵素遺伝子導入による耐病性薬用植物の作出

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Formation of antibacterial medicinal plants by transformation using lysozyme gene
責任表示:
正山 征洋(九州大学・薬学部・教授)
SHOYAMA Yukihiro(九州大学・薬学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1995
概要(最新報告):
漢方医療の再認識により生薬の需要が増加の途を辿っている。これら生薬は自生種の採取により賄われるものが90%以上を占めているが、約10%は栽培種を基原としている。殆どの栽培種において育種がなされた例は皆無に等しい。従ってウイルスや細菌類に感染り病する品種も少なくない。植物が感染すると収穫量の低下、2次代謝の変動に起因した品質の低下等が惹起される。このために過剰な農薬の使用が重大な課題となってきている。本研究では生薬の原料植物に耐病性を付与すべく溶菌酵素であるリゾチーム遺伝子を挿入することを目的にスタートした。 これまでにアグロバクテリウム・ツメファシエンスを用いてタバコ、ダツラ等に形質転換を行ってきたが、アカヤジオウへの挿入には成功していない。そこで本年度は第一年目に報告したアグロバクテリウム・ツメファシエンスへの組み替えと同様に、アグロバクテリウム・リゾゲネスヘリゾチーム遺伝子とシグナル(インベルダーゼ)付きリゾチーム遺伝子をトリペアレンタル・メイテイングにより導入した。組み替えアグロバクテリウム・リゾゲネスをタバコへ感染し、ヘアクリールートを形成させ、そのものをカナマイシン添加のセレクション培地にて培養し、形質転換クローンを選抜した。再分化培地にてシュートを形成させ、選抜クローンの全DNAを抽出してPCRによりリゾチーム遺伝子がゲノムDNAに組み込まれた事を確認した。また、リゾチーム活性を溶菌活性として測定し、その発現を確認した。本法を応用してアカヤジオウのリ-フディスクへ感染させてヘアリールートを形成させ、再分化植物を得る系を確立したので、現在選抜培地にて組み替え個体の選抜を遂行中である。 続きを見る
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