ビオチン化多糖抗原を用いた高感度歯周病診断法の開発

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ビオチン化多糖抗原を用いた高感度歯周病診断法の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Development of high-sensitive periodontitis diagnosis method using biotinylated polysaccharide antigens
責任表示:
古賀 敏比古(九州大学・歯学部・教授)
KOGA Toshihiko(九州大学・歯学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1994
概要(最新報告):
近年、歯周炎はいくつかの特異的な細菌で惹起される感染症であるという認識が強まりつつある。本研究では、歯周炎の予防や診断、治療のために歯周病細菌に対する抗体価を迅速かつ特異的に測定する方法の開発を目指した。先ず、、若年性歯周炎の病原菌として知られるActinobacillus actiomycetemcomitansの各血清型代表株の全菌体からオートクレイブ法で血清型特異多糖抗原(SPA)を抽出し、カラムクロマトグラフィーにより精製した。ついで、これらの精製SPAをcyanogen bromideで活性化したあと、adipic acid dihydrodideと反応させアミノ基を付与した。このアミノ基を付与した多糖抗原にビオチン又はウシ血清アルブミン(BSA)をcarbodimide法により結合した。アビジン処理したエライサプレートをこれらのビオチン化SPAでコートした。このアビジン-ビオチン反応を利用したエライサ法はきわめて特異性が高いことが、各血清型代表株に特異的なウサギ抗血清を用いた研究により明らかになった。さらにA.actinomycetemcomitansに感染した歯周炎患者血清中のSPA特異抗体価を本法により測定したところ、きわめて特異性と感度が高いことが明らかになった。たとえば、6,400-12,800倍希釈した血清中の抗体価を測定することも可能であった。BSA結合SPAでマウスを経皮免疫したところ、高い抗SPA抗体が誘導された。この抗SPA抗体は、ヒト多形核白血球によるA.actinomycetemcomitansの貧食や殺菌を有意に促進した。以上の結果から、本研究で開発されたタンパク質結合多糖抗原は歯周病の診断や歯周病細菌の多糖抗原の病因論上の役割の解明に寄与するものと考えられる。 続きを見る
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類似資料:

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パルボウイルスB19抗原の作製 by 布上 董; NUNOUE Tadasu
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