標準的な天空輝度分布の構成のためのクラウド・レイショの実体に関する研究

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標準的な天空輝度分布の構成のためのクラウド・レイショの実体に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
古賀 靖子(九州大学・工学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
質の良い室内の光環境を構成するためには、室内の照度分布や輝度分布を精度良く予測する必要がある。これらは天空の輝度分布に影響を受ける。天空の輝度分布は天空状態により常時大きく変動するので、実態に即した昼光照明の計画には、あらゆる天空状態に適合するような標準的な天空輝度分布を想定することが望ましい。そこで、天空状態を表す指数として可視光に関するクラウド・レイショ、即ち水面拡散照度と水平面直射照度の和に対する水平面拡散照度の比を用い、天空輝度分布の予測基準とすることを提案する。 本研究の目的は、主として九州大学における昼光と日射の測定所で取得したデータから、クラウド・レイショの実態を把握することである。また、補足的に、平成4年に実施した低緯度地域における昼光と日射の簡易測定によるデータ、及び、スロバキアの測定所のデータについても若干考察した。その結果、以下の知見を得た。 1.クラウド・レイショの日変動を、日照率に基づく天空状態別に検討した。曇天日は理論通り、ほぼ1.0で一定となる。晴天日は約0.2から0.4の間となる。その他の日は0.2から1.0の間を激しく変動する。 2.クラウド・レイショの年間出現率は0.9以上が極端に大きい。次いで0.3から0.4の範囲の出現率が若干大きい。年間の太陽高度別の出現頻度もほぼ同様の分布となる。 3.晴天日の直達成分の発光効率、即ち直達放射照度に対する直射照度の比はクラウド・レイショに関係する。 4.晴天空のクラウド・レイショの理論値と測定値を、太陽高度との関係について大気透過率毎に検討した。大気透過率が高いと、測定値は理論値より若干大きくなるが、全体的にほぼ一致した。 続きを見る
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