移植自家静脈グラフトの内膜増殖に及ぼすShear Stressの影響

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移植自家静脈グラフトの内膜増殖に及ぼすShear Stressの影響

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Effects of shear stress on the intimal hyperplasia of autogenous Vein grafts
責任表示:
古森 公浩(九州大学・医学部・講師)
KOMORI Kimihiro(九州大学・医学部・講師)
岡留 健一郎(九州大学・医学・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1995
概要(最新報告):
慢性動脈閉塞症に対する血行再建術は安全に行われるようになってきたが、未だに20-30%の晩期閉塞を認め、血管外科医の解決すべき問題点である。晩期閉塞の主要因は移植自家静脈の内膜肥厚であり、我々は、いままでに末梢run-off不良条件下、つまりlow flow shear stressでは、移植自家静脈内膜肥厚が増強することを臨床的及び事件的に報告してきた。血管内皮細胞はプロスタサイクリン(PG12)やNitric Oxide (NO)などを放出し、血管の収縮弛緩反応の調節及び血小板凝集を抑制するという重要な生理学的役割が知られている。今回PG12およびNOに注目して実験したところ、移植自家静脈血管内皮細胞のプロスタサイクリンおよびNO産生能の低下が移植早期よりみられ、内膜肥厚の著明な異常血流条件モデル下ではさらに助長された。自家静脈における内皮細胞のプロスタサイクリン及びNO産生能の低下が血小板凝集を促進し、晩期閉塞を助長すると考えられた。eicosapentanoic acid (EPA)は自家静脈内膜肥厚を抑制し、その機序のひとつとして、NO産生能の亢進が示唆され、内皮細胞機能の保持が晩機閉塞予防に寄与すると考えられた。 続きを見る
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