血管平滑筋の薬物興奮-収縮連関機構における膜電位依存性制御に関する研究

閲覧数: 29
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

血管平滑筋の薬物興奮-収縮連関機構における膜電位依存性制御に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
伊藤 猛雄(九州大学・医学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
ウサギ腸間膜動脈平滑筋を用いて、K-channel開口薬(lentakalim,Y26763,nicorandil)のノルアドレナリン存在及び非存在下での膜電位に及ぼす効果について検討した(微小電極法により記録)。細胞内Ca^<2+>蛍光指示薬であるFura2を負荷した微小血管筋条片を用いて細胞内Ca^<2+>と等尺性張力を同時に記録し、同薬物のアゴニストによるCa^<2+>遊離機構に対する効果について細胞外Ca^<2+>存在及び非存在下、過剰K^+溶液、低Na^+、低C1条件下で検討した。また、微小血管平滑筋条片を用いてノルアドレナリンによるIP_3生産(radioimmunoassay法)に対する効果について検討した。さらに酵素処理により取得した単離平滑筋細胞を用いてパッチクランプ法によりノルアドレナリンによるCa^<2+>遊離に及ぼす膜電位の効果について検討した。その結果として、血管平滑筋におけるノルアドレナリンによるCa^<2+>遊離機構は膜電位に依存しており、膜の過分極により抑制され、膜の部分極によって促進されることが明かとなった。また膜過分極はagonist-phospholipase Cのcoupling機構を抑制し、ノルアドレナリンによりイノシトール1,4,5-3リン酸の生成の抑制を介して、そのCa-遊離を抑制することが明かとなった。しかしながら膜脱分極はノルアドレナリンによるCa-遊離をイノシトール1,4,5-3リン酸の生成増加を介さないで増加させることが明かとなった。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

3.
薬物一収縮連関機構の分子薬理学的研究 by 栗田 煕; KURIYAMA Hirosi