レーザー照射による歯牙小窩裂溝内の清掃と齲蝕予防効果に関する研究

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レーザー照射による歯牙小窩裂溝内の清掃と齲蝕予防効果に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
田籠 洋子(九州大学・歯学部・講師)
田籠 祥子(九州大学・歯学・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
本研究では、齲蝕の好発部位のひとつである歯の咬合面小窩裂溝へのレーザー照射による齲蝕予防効果を検討する目的で、ヒト抜去歯牙お用いて裂溝内容物の清掃効果とエナメル質の酸に対する抵抗性を調べた。 まず、裂溝内容物の除去効果は、レーザー照射後の歯牙から小窩裂溝を含む薄切片を作成し、光学顕微鏡にて清掃された裂溝の深さを計測した。次に、小窩裂溝エナメル質の耐酸性付与効果を判定するために裂溝へのレーザー照射を行った後、酸による脱灰を行い、溶出してくるカルシウム量を測定した。複雑な小窩裂溝の形態を有する表面積については、三次元的に計測し、単位面積あたりのカルシウム溶出量を算出した。また、レーザー照射後のエナメル質表面は走査型電子顕微鏡によって表面の性状を観察した。さらにまた、フッ化物との併用効果を調べるため電子線マイクロアナライザーを用いてフッ素のエナメル質内への取り込みを調べた。 その結果、レーザー照射群は、非照射群に比べて裂溝内容物除去効果および耐酸性付与効果が認められた。また、エナメル質表面はレーザー照射の場合に特有なglazing像が観察された。さらにまた、レーザー照射された裂溝エナメル質では、フッ素の取り込みの増大が認められた。 以上のことより、小窩着溝えのレーザー照射が齲蝕予防に有効であることが示唆された。 続きを見る
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