呼気終末炭酸ガス濃度を用いた新しい心拍出量測定法の開発

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呼気終末炭酸ガス濃度を用いた新しい心拍出量測定法の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
岡本 浩嗣(九州大学・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
呼気終末炭酸ガス濃度を瞬時に増加させるために重炭酸ナトリウムを中心静脈ラインから投与した。投与速度は1秒に設定した。 1 最小至適投与量を決定するためコントロール状態において重炭酸ナトリウム0.05mol/kg、0.1mol/kg、0.2mol/kgを投与した結果、呼気終末炭酸ガス濃度の増加はそれぞれ、1.8±0.1mmHg、3.3±0.2mmHg、6.6±0.3 mmHgであった。この結果より呼気終末炭酸ガス濃度モニターの精度と誤差を考え、重炭酸ナトリウムの最小至適投与量を0.2mol/kgと決定した。 2 コントロール状態の心拍出量を熱希釈法で測定の後、心拍出量をドパミン静注によって増加させた状態を作成し、またハロセン麻酔下の瀉血により心拍出量を低下させた状態を作成した。それぞれの状態下で重炭酸ナトリウム0.2mol/kgを投与いた後の呼気終末炭酸ガス濃度の増加度、ピーク到達時間を測定した。そして心拍出量との相関を調べた。その結果、以下のことが分かった。 (1)重炭酸ナトリウム0.2mol/kgを投与した後の呼気終末炭酸ガス濃度の増加度と心拍出量の有意な相関は認められなかった。 (2)重炭酸ナトリウム0.2mol/kgを投与した後の呼気終末炭酸ガス濃度のピーク到達時間と心拍出量の相関係解析より以下の式が得られた。 心拍出量=1.58/ピーク到達時間-1.96(p<0.0001) (3)現在までの結論 心拍出量が重炭酸ナトリウム0.2mol/kgを投与した後の呼気終末炭酸ガス濃度のピーク到達時間の関数で表される、可能性が示唆された。 今後、炭酸重炭酸ナトリウム化合物による呼気終末炭酸ガス濃度の減少実験も加えてより精密な定量化を行う予定である。 続きを見る
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