トランスポゾン能を持つヒト反復配列遺伝子の解析法の開発と臨床癌組織における検討

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トランスポゾン能を持つヒト反復配列遺伝子の解析法の開発と臨床癌組織における検討

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
中島 秀彰(九州大学・生体防御医学研究所・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
(1)大型ゲルを用いた2次元電気泳動Southern blot法によるLINE1遺伝子の解析 大型ゲル(40×50cm)とin situ digestion法を用いた2次元電気泳動法を利用して、高分解能Southern blot法を確立した。本法を用いて健常人3名のDNAを解析すると、各々から約900個のLINE1遺伝子を含むスポットが単離された。その分布は3サンプルともほぼ同じであったが、それぞれを詳細に比較すると、12〜15個のスポットに変異が認められた。以上から、ヒト高度反復配列遺伝子の分布に個人差があり、本法によりその個人差の検出が可能と考えられた。 (2)胃癌におけるMicrosatellite instabilityの検討 上記の2次元電気泳動Southern blot法を用いて臨床癌組織の反復配列遺伝子異常の解析を試みたが、腫瘍組織由来の多量(10mug以上)のゲノムDNAを描出できる症例が無かった。そこで、反復配列遺伝子異常の一つであるMicrosatellite遺伝子の異常(Microsatellite instability)に着目し、癌組織由来の小量のDNAをPCR法で増幅して胃癌臨床例を対象に解析を行った。その結果、胃癌症例の約15%の症例にMicrosatellite instabilityが検出され、胃癌の発生や進展には、従来から指摘されているような癌遺伝子異常や癌抑制遺伝子異常と同様に、反復配列遺伝子異常(Microsatellite instability)が重要な役割を果たしていることが示唆された。 続きを見る
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類似資料:

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DNA反復配列L1ファミリーに関する研究 by 藤田, 篤; FUJITA, ATSUSHI
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