イネのツマグロヨコバイ抵抗性の遺伝子分析

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イネのツマグロヨコバイ抵抗性の遺伝子分析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
安井 秀(九州大学・農学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
イネのツマグロヨコバイおよびタイワンツマグロヨコバイ抵抗性の遺伝(子)分析を行い、以下の成果を収めた。 1.イネのツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps UHLER)抵抗性の遺伝分析 日本産ツマグロヨコバイに強度の抵抗性を示す品種DV85と感受性品種台中65号とのF2を育成して幼苗期および成稲期における抵抗性を個体ごとの抗生性を判定することによって検定した。その結果、幼苗期ではF1が中度抵抗性を示し、F2における抵抗性個体と感受性個体は連続分布を示したためこの時期の抵抗性の遺伝分析はできなかった。一方、出穂前7日の成稲ではF1が強度抵抗性を示し、F2における抵抗性個体と感受性個体の分離が9:7の理論比に適合したため2対の優性補足遺伝子の存在が示唆された。 2.タイワンツマグロヨコバイ(Nephotettix virescencs Distant)抵抗性のトリソミック分析 タイワンツマグロヨコバイ感受性品種台中65号のトリソミックシリーズにタイワンツマグロヨコバイ抵抗性遺伝子(Glh-1,Glh-2,Glh-3,glh-4,Glh-5,Glh-6,Glh-7,glh-8,Glh-9,Glh-12)をそれぞれ保有する抵抗性品種10品種を交配してトリソミックF1、F2およびF3を得た。このうち、タイワンツマグロヨコバイ抵抗性遺伝子glh-8を保有するDV85との交雑F3集団を用いて集団幼苗検定を行ったところ、染色体7を過剰にもつTriplo7との交雑F3集団においてのみ感受性固定:感受性と抵抗性分離:抵抗性固定が57:71:17となり、抵抗性固定系統の有意な減少が確認された。このことから、DV85の保有するタイワンツマグロヨコバイ抵抗性遺伝子glh-8は染色体7に座乗するものと考えられた。 続きを見る
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