細胞周期にともなう微細構造の変化-とくにアポトーシスに至る過程の解析

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細胞周期にともなう微細構造の変化-とくにアポトーシスに至る過程の解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
柴田 洋三郎(九州大学・医学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
すでに解明の進み細胞周期研究のモデルとなっている以下の培養細胞株を用いて細胞周期の各段階について試料を作成し、主として透過型電子顕微鏡による切片標本での所見と他の解析法による結果とを対応させて、培養細胞系の細胞死にいたる微細形態学的変化、特にアポトーシスへの移行過程の系統的な検討をこころみた。 【.encircled1.】 ts BN7 mutant この細胞系は、培養温度を39.5℃(非許容温度)に上昇させると、48時間前後で細胞死を起こし、dishより剥がれ、浮上する。また遺伝子レベルでの変異の解析からその変異を相補する新しい蛋白,DAD1を同定した。39.5℃で48時間培養したtsBN7細胞中に、核辺縁部に濃縮した染色糸が凝集し、細胞質が断片状に空泡化して微絨毛突起が消失しているが細胞小器官には変化が見られない、いわゆるアポトーシスに特徴的な細胞微細形態をとる一群の細胞が認められた。なお39.5℃で48時間培養したBHK21細胞、ならびに33.5℃(許容温度)で培養中のBN7細胞にはこのような形態を示す細胞は認められず、これらの形態変化が温度依存的にBN7細胞に起こったことが確認された。 【.encircled2.】 HL-60 cell この急性骨髄性白血病細胞株をロテノン(酸化的リン酸化阻害剤)で処理すると12-24時間で細胞死が引き起こされる。この細胞死を生化学的な所見と電顕的観察とを対応させてに検討したところ、上記のいわゆる核の断片化にたいして細胞小器官は変化のないアポトーシスに特徴的な形態をとる一群の細胞が確認された。 現在これらの細胞系におけるアポトーシスにいたるまでの一連の形態学的変化の過程をさらに詳細に検討している。 続きを見る
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