三体クラスター模型による天体核反応の研究

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三体クラスター模型による天体核反応の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
上村 正康(九州大学・理学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
本研究の主目的は、3、4クラスター模型核反応理論に立つ天体核反応解析のプログラムを作成し、理論的予測の期待される反応過程の計算することである。本年度は、次の研究を行った。1)3、4体系(直交条件を含む)の束縛・共鳴状態を変分法を解くための新しい使いやすい基底関数系として、独創的なInfinitesimally-Separated-Gaussian-Lobe basis functionsを発案し、実用化中。特に、行列要素の解析的計算のノート作りが非常に楽になる。2)種々のクラスター(p,n,d,t,^3He,^4He、その他)の間のL・S力、テンサー力、パリティ依存力、直交条件ポテンシャルなどを、行列要素を計算するプログラムがほぼ完成した。3)この方法を、^<12>C=3alphaのOCMに適用中。4)^<12>C+alpha→160+gamma(E2)の天体核反応の計算を目指して、^<12>C(3alpha)とalphaとの相互作用をalpha-alpha間の直交条件を導入する形で、解析的な計算の導出を終わった。また簡単な、^<12>C-alphaポテンシャルモデルを実行し、^<12>C+alpha→160+gamma(E2)を解いた。5)クーロン(+核力)分解法実験の解析をするために、CDCC法の整備やグラウバー法の検討も行った。 今後の研究では、^<12>Cを3alphaのOCMで解き、その、J=0_1^+、2_1^+、4_1^+、3_1^-、1_1^-、0_2^+2_2^+、更にdiscretized continuum states を動員して、^<12>C+alphaを表し、^<12>C内のalphaと外のalphaとの間に直交条件を働かせる。これは、従来の研究では到達できなかったところであり、本研究の独創的なところである。また、Infinitesimally-Separated-Gaussian-Lobe basis functions の発見により、p+^7Be→^8B+gammaなどの、非中心力が重要な場合の計算が楽になり、非常に困難な^<12>C+alpha→^<16>0+gamma(E1)の計算がやや楽になる。 続きを見る
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