電子供与体-受容体対の化学修飾による電極の光活性化

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電子供与体-受容体対の化学修飾による電極の光活性化

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
松尾 拓(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
1)代表的な電子供与体(D)であるテトラフェニルポルフィリンの亜鉛錯体(P)に電子受容体(A)としてビオローゲン骨格(V)を用いたD-A連結化合物について、光誘起電子移動で生成したラジカル対の寿命が磁場の印加で大幅に延びる事を活用し、光と磁場を併用する電極反応制御の可能性を検討した。ポルフィリン-ビオローゲン連結化合物を界面活性剤と混合してITO電極上にLB膜を一層固定して修飾電極を作成した。分解性電子供給試薬としてトリエタノールアミン(TEA)を添加し、参照電極(Ag/AgCl)に対し0.5Vの印加電圧を保ちながら450nm以上の光を修飾電極に照射すると、光電流が観測された。Pの光励起種から電極へ電子移動が起こり、LB膜の水-有機界面近傍にあるポルフィリン酸化体へTEAから電子が供給されたと推定される。磁場の効果については目下検討中である。 2)電極反応における電子担体として有名なVを電極表面の単分子膜中に固定し、バルク水相中の反応気質と電極間の電子交換を仲介させると共に、超薄膜の微視的環境が電子移動に及ぼす効果を検討した。金電極上にスルフィド結合を介して吸着させた単分子膜修飾電極のサイクリックボルタンメトリーから、膜中のビオローゲンを介して水中のフェリシアンまたはヘキサアンミンルテニウムイオンへの電子移動が進行する事を確認した。さらに、両親媒性ルテニウム錯体を吸着させ、分解性電子供給試薬としてTEAを加えて400nm領域の光を照射し、膜中のビオローゲンが光電流の担体となっている事を明確にすると共に、その機能はビオローゲンの位置によって制御される事を見いだした。 続きを見る
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