リボザイムの生体内での機能発現

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リボザイムの生体内での機能発現

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
大島 靖美(九州大学・理学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
まず、オリゴの細胞への取り込みを調べるために、培養細胞を用いた実験を行った。^<32>Pで標識したオリゴを用いた実験では、培地中に加えたオリゴは1〜2%程度取り込まれることを確認した。また、蛍光標識したオリゴを用いた実験においても、オリゴが細胞に取り込まれていることを確認した。さらに、オリゴの脳内での拡散と取り込みを調べるために、蛍光標識したカルシニューリンA_<alpha>に対するアンチセンスオリゴをラット海馬に微量注入した。その結果、蛍光は海馬及び歯状回のほぼ全域に見られ、特に神経細胞に強く見られた。このことより、オリゴが海馬において確かに神経細胞に取り込まれていることが解ったため、アンチセンスオリゴの効果を調べるための学習実験に移った。学習実験には、モーリス水迷を用いた。現在までに得られている結果では、オリゴを注入したラットの方が若干成績がよいが、その差は統計的に有意ではない。そこで、コントロールとオリゴを注入したラットの海馬でカルシニューリンA_<alpha>のmRNA及びタンパク量の変化を調べた。しかし、RT-PCR及びWestern blot解析の結果、mRNA、タンパク量共に変化が見られなかった。これにより、オリゴの効果が弱いか、又は全く効果がないということが考えられる。そこで、オリゴの効果をあげるために、修飾オリゴを用いることやオリゴの標的部位を変えることを考えている。また、本実験においてはカルシニューリンA_<alpha>の発現を阻害することにより学習能力が向上すると考えているが、今用いているスケジュールにしたがった学習実験では、コントロールのラットが足場の位置を覚えるのが早過ぎる。そのため、コントロールとオリゴを注入したラットの間に差が出やすいように学習実験のスケジュールを組みなおすことも考えている。 続きを見る
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類似資料:

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mRNA核外輸送の分子機構 by 大島 靖美; OHSHIMA Yasumi
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