科学技術の体制転換問題に関する研究

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科学技術の体制転換問題に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
吉岡 斉(九州大学・大学院・比較社会文化研究科・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1994
概要(最新報告):
本研究の目的は、現在進行中の国際政治経済体制の転換が、世界及び日本の科学技術活動のありかたに及ぼす影響について、体系的見取図を描くことである。そのためには、次の2つの作業が必要である。第1は現在進行中の世界史的は「体制転換」過程についての歴史的枠組の構築であり、第2は代表的諸問題の具体的分析である。なおこの体系的見取図を作る目的は、21世紀の望ましい科学技術体制のあり方についての「長期ビジョン」作成の基礎を固めることである。 歴史的枠組について、われわれは現在進行中の国際政治経済体制の転換を、2つのライフサイクル過程(戦後体制および科学文明)の、同時進行過程であると理解するようになった。そして1970年頃が、2つのライフサイクル過程に共通する「分水嶺」であったと、考えるようになった。 まず戦後体制のライフサイクルに関連する代表的問題として、次の5つを取り上げた。(1)ロシアの科学技術体制の再編・再建の方途と、そこにおける中央政府と民営化政策の役割。(2)政府主導・軍事志向のアメリカン・モデルの再編の方途(3)アメリカン・モデルに代わる、新たな科学技術体制ビジョンのあり方。(4)国際核不拡散体制の不安定化の現状と、安定化のための方途。(5)核エネルギー事業の民営化のあり方。 次に科学文明のライフサイクルに関連する代表的問題として、次の3つを取り上げた。(1)進化論的な企業科学構造モデルの構築。(2)科学技術活動のセンター移動に関する批判的分析、及びその前提としてのセンター概念の再吟味、さらにセンター移動論と関連付けての、国際マンパワーの移動の分析。(3)「脱工業化社会」における優れたマンパワーの「科学技術離れ」の分析(子供と大人の「科学技術離れ」の比較分析。 続きを見る
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