がんの放射線治療効果の先行指標の開発と統合

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がんの放射線治療効果の先行指標の開発と統合

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
増田 康治(九州大学・医学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
放射線治療は悪性腫瘍の治療法として重要な役割を負っているが、同時に副作用のある治療法でもある。そこで初期治療において必要にして十分な治療をする必要がある。そのために治療開始前か少なくとも放射線治療終了前に治療効果を予測する方法の確立が重要である。 本研究では、臨床症例を用いて治療成績とそれに影響すると予測される諸因子との相関関係について分析を試みた。 治療成績は局所制御率と転移・再発とによって支配されるので、局所制御の有無と治療終了後新たに転移巣が見つかるかどうかとを判定基準とした。治療成績に影響をおよぼすと推測される因子として、がん遺伝子、遺伝子産物の発現、病理学的所見、患者免疫能、および腫瘍マーカーを選定した。 これまで口腔底癌を含む12例の口腔内癌、1例の肺癌、1例の悪性リンパ腫について予後に関係すると思われる因子の検索と、放射線治療とをほどこした。一次的には全ての症例で局所制御が得られたが、観察期間が十分でなく局所制御率の先行指標について分析することはできない。 治療終了後3ケ月で、口腔底癌1例、舌癌1例および悪性リンパ腫1例にリンパ節転移が認められた。これらの症例に共通してみられ、他の症例に共通してみられていない所見は、平滑筋型alphaアクチン、またアクチン結合蛋白質カルポニンの検出量の低下であった。これらはWestern blot解析によったが、その検出量の低下は、それらの抗体による腫瘍血管の染色性の低下と対応していた。さらにalphaアクチン発現低下よりもカルポニンの発現低下の方がより顕著であった。 EF1alpha、低分子型トロポミオシン、YL41はいずれの組織でも強い発現がみられ、悪性度の違いによる発現程度の差について一定の傾向は認められなかった。 続きを見る
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