免疫ネットワークを用いたヒト癌免疫療法の開発と応用

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免疫ネットワークを用いたヒト癌免疫療法の開発と応用

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
渡辺 武(九州大学・生体防御医学研究所・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
我々が独自に開発したサイトカインカクテル培養法により、癌患者から自家腫瘍特異的キラーT細胞(CTL)を急速に効率よく増殖させることが出来る。しかも、抗原特異性は長期間保たれる。そのCTLを用いて癌抗原ペプチドの解析を行った。悪性黒色腫においてHLAクラスIB拘束性にCTLによって特異的に認識されるペプチドの単離に成功した。現在、さらにペプチドの解析を行っている。さらに、ヌードマウスに移植した自家腫瘍に対して、上記の方法で得られたヒトCTLは強い抗腫瘍活性を示した。我々のサイトカインカクテルは自家腫瘍特異的なキラーT細胞を効率よく増殖させるのに有用なものと考えられた。ペプチドの解析には、メラノーマ細胞より抗HLA-B抗体によってHLA-Bを免疫沈降させ、HLAクラス -Bに結合しているペプチドを抽出した後、HPLCを用いて分画精製した。同一患者のBリンパ球をEBウイルスでトランスフォームしたEBV-transformed B細胞を標的細胞とし、このB細胞に得られたペプチドを感作し、自家CTLを用いて、CTLアッセイを行い、自家腫瘍特異的なCTLが認識する腫瘍抗原ペプチドの同定を行っている。今後は、単離ペプチドを用いたin vitro免疫法の開発を行う。また、自家腫瘍抗原特異的なヘルパーT細胞の樹立の条件をサイトカインカクテルを工夫することにより決める。さらに、本法を用いた抗腫瘍免疫療法の臨床応用の可能性について検討する。 続きを見る
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