並行処理プログラムのテスト充分性評価技法の研究

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並行処理プログラムのテスト充分性評価技法の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
古川 善吾(九州大学・情報処理教育センター・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1992
概要(最新報告):
並行処理プログラムは、計算の効率化や資源の有効活用のために必要であり、実用化が進んでいる。逐次処理プログラムに比較すると、実行のタイミングによってプログラムの動作が変わるためにプログラムが複雑になるので、より系統的な開発技法が必要である。逐次処理プログラムにおいて実用的な信頼性向上手段として使用されているプログラムのテストについては、並行処理プログラムにおいてはほとんど研究されていない。プログラムのテスト作業では、(1)テストケース/データの作成、(2)プログラムをテストデータで実行するテストの実施、(3)実行結果の確認、(4)プログラムの正しさの程度を評価するためのテスト充分性の評価、が必要である。これまで、並行処理プログラムでは(2),(3)についてはいくつかの研究がなされているけれども、(1),(4)についてはほとんど研究がなされていない。本研究では、並行処理プログラムのテスト品質向上のために、テストケースやテストデータの作成技法あるいはプログラムの正しさの程度をテストによって評価するためのテスト充分性評価技法の確立を目的とした。具体的な並行処理プログラム記述言語(Ada,C等々)を例に採り、プログラムの構造の基づいてテスト基準の測定対象項目(「広域変数データフロー」と「ランデブー通路」等々)を検討し、それらを用いたテスト充分性評価技法の有効性と実用性を検証した。 具体的には、以下のことを行なった。 1.Ada並行処理プログラムについて、テスト基準の測定対象項目(「広域変数データフロー」と「ランデブー通路」)に基づいたテスト充分性評価の有効性と実用性を検証し、電子情報通信学会論文誌および情報処理学会論文誌で報告した。 2.並行処理プログラムを実行したときに計測のために挿入した探針による影響を解析的に調べ、計測方法を確立して、International Computer Symposiumで発表した。 3.C並行処理プログラムについて測定対象項目を定義し、項番1.や2.と同様の検討を行い、情報処理学会ソフトウェア工学研究会で報告した。 続きを見る
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