超音波断層像における頭頚部腫瘤性病変内部性状の定量的評価法の研究

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超音波断層像における頭頚部腫瘤性病変内部性状の定量的評価法の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Quantitative evaluation for ultrasonographic internal structures in mass lesions of the maxillofacial region
責任表示:
吉浦 一紀(九州大学・歯学部・講師)
YOSHIURA Kazunori(九州大学・歯学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1992-1993
概要(最新報告):
超音波断層像における腫瘤性病変内部性状の定量的評価法を開発することを目的として、超音波画像を想定した数値ファントム画像の視覚的評価を行い、画素の空間的分布を判定する際の視覚特性を把握し、それに基づいた定量的評価法(ランエリア分析法)を開発した。11人の観察者による数値ファントムの視覚的評価の結果、均一性・織細さの判定いずれにおいても、構成画素あるいは領域形成の大きさが強く影響しており、画素値の変化による影響は小さかった。また、判定の変動については、均一性の個人内変動は、繊細さの個人内変動より有意に大きく、定量的な均一性の判定基準の必要性が確認された。以上の結果より、均一性・繊細さ(テクスチャー)の定量的な判定基準は、同一画素値を持つ画素の連結性を評価することにより可能と考えられ、ランエリア分析法を考案した。この方法は、テクスチャー解析の方法として知られるランレングス分析を改変したもので、4近傍による画素の連結数を各濃度ごとに行列の形式で表示するものである。この行列により、特徴量heterogeneity indexおよびcoarseness indexを求めた。上述の数値ファントムについて、この2つの特徴量を求め、観察者の視覚的評価の結果との相関を調べたところ、視覚的な均一性と2つの特徴量の和との相関が極めて高く、視覚的には定量的な均一性と繊細さが一緒に評価されている可能性が示唆された。エコーファントムの分析結果より、定性的には周囲構造物による対象物辺縁および内部エコーの変化が認められたにも拘らず、定量的には内部テクスチャーの変化は認められず、病変内部テクスチャーの所見としての信頼性が確認できた。そこで、本法を臨床超音波画像に応用したところ、上記2つの特徴量により、病変内部テクスチャーを的確かつ定量的に評価できた。今後症例数を増やし、改良を加えながらさらに検討を続ける予定である。 続きを見る
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