障害高齢者の咀嚼機能(咀嚼力について)

閲覧数: 8
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

障害高齢者の咀嚼機能(咀嚼力について)

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
MASTICATORY FUNCTIONS IN THE AGED PATIENTS (OCCLUSAL FORCE)
責任表示:
沖本 公繪(九州大学・歯学部・講師)
OKIMOTO Kimie(九州大学・歯学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1992-1993
概要(最新報告):
老化の進行度と咀嚼機能とには関連性があるのではないかという観点にたち、研究を行っている。障害高齢者に対する全身的なリハビリは、各施設で実施され効果が上がっているが、咀嚼機能に対するリハビリは、全くなされていないのが現状である。顎口腔のリハビリを早期に実施することが老化の進行を加速させない一つの要因であり、またこの機能を健康に保つことが、同じく病的な老化を予防することになると考える。咀嚼機能を判定する一つの指標として、筋力や現有歯数をさらにはこれらをコントロールしている神経系を間接的に反映する「咬合力」に着目し、全身状態の異なる高齢者の咬合力を明らかにすることを目的とした。この咬合力に影響を及ぼすと考えられる顎口腔と全身の調査項目として、現有歯数・使用義歯の有無とその評価・咀嚼可能食品・口腔メインテナンス・全身ADL・長谷川式痴呆度テスト・最大握力を選んだ。咬合力の測定は日本光電社製MPM3000を用いた。調査対象はすべて65歳以上とし、医療施設の「入院高齢者」123人(79.5歳)、同施設歯科で義歯製作後1〜4年にわたり口腔メインテナンスを行なった「寝たきり老人」12人(79.6歳)、さらに疾患を自覚していない普通の高齢者として、「老人ホーム在園中の高齢者」86人(78.3歳)である。現有歯数と最大咬合力は「入院高齢者」5.3歯・7.1kg、「寝たきり老人」3.8歯・8.0kg、「老人ホーム」7.2歯・8.8kgを示した。「入院高齢者」と「寝たきり老人」とは差がないが、「入院高齢者」と「老人ホーム」において、現有歯数はp=0.002で、また最大咬合力はp=0.0002で有意差が認められた。両者の障害度を示す全身ADLスコアーは各々15.9と9.5と明らかに差があり、咬合力はその障害度、すなわち老化の進行度の一つのバロメータであることが示された。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

7
食生活と唾液・咀嚼機能の関連性にいて by 家入 美香; IEIRI Yoshika
4
老化と咀嚼(痴呆度との関連性について) by 沖本 公絵; 冲本 公繪
5
高齢者の咀嚼能力検査システムの開発 by 冲本 公繪; OKIMOTO Kimie
4.
老化と咀嚼(痴呆度との関連性について) by 沖本 公絵; 冲本 公繪
5.
高齢者の咀嚼能力検査システムの開発 by 冲本 公繪; OKIMOTO Kimie
7.
食生活と唾液・咀嚼機能の関連性にいて by 家入 美香; IEIRI Yoshika