染色体特異的cDNA発現ライブラリーを用いた子宮内膜癌抑制遺伝子の単離

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染色体特異的cDNA発現ライブラリーを用いた子宮内膜癌抑制遺伝子の単離

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
加藤 秀則(九州大学・生体防御医学研究所・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1992-1994
概要(最新報告):
ヒト1番染色体特異的cDNA発現ライブラリーより、子宮内膜癌細胞株HHUAの増殖を抑制するcDNAクローンとして892N3およびBN2を得た。これらのクローンをプローブとしてサザンおよびノーザンブロットハイブリダイゼーションを、同一個体由来の子宮内膜癌組織と正常組織より抽出された核酸4組に対して行った。サザンブロットでは、大きな欠失、組み換えなどの変化は癌組織では観察されなかった。また我々が用いた制限酵素の範囲内ではヘテロ接合性の消失(LOH)もみられなかった。ノーザンブロットでは正常組織と癌組織の間でcDNAのサイズに一致するRNAの発現量に差はなかった。しかし、ノーザンおよびRT-PCRによる解析により、HHUAで正常組織にないサイズのRNAが発現していることが明らかになり、現在この変化のもつ意義について解析を行っている。また、CD-1マウスにDiethylstilbesterolを投与して得られた、内膜異形増殖症、adenocarcinoma in situ、進行子宮内膜癌、という子宮内膜癌発生のスペクトラムモデルにおいて、892N3およびBN2に相当する遺伝子の変化が存在するのか、存在するとすれば発生過程のいずれの時期に相当するのかについても検討を行っている。 以上の癌組織における892N3、BN2遺伝子の変化の解析と並行してこれらの遺伝子の増殖抑制効果が、その過剰発現によってもたらされたものなのか、あるいは微小核融合による一番染色体の移入によるHHUA増殖抑制効果と同じく、1コピーゲノム相当の発現量でも引き起こされるものなのか否かを、レトロウイルスベクター(LXSHD)の感染系を用いて検討を行っている。 続きを見る
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