RAの実験モデルにおける発症と慢性化機序に関する研究

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RAの実験モデルにおける発症と慢性化機序に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Studies for mechanism of induction and perpetuation of experimental autoimmune arthritis.
責任表示:
宮原 寿明(九州大学・医学部・助手)
寺田 和正(九州大学・医学部・助手)
TERADA Kazumasa(九州大学・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1992-1993
概要(最新報告):
1)アジュバント関節炎におけるプロテオグリカン免疫応答の役割 RAの実験モデルの一つであるラットのアジュバント関節炎(AIA)はHeat shock protein(HSP)や軟骨プロテオグリカン(PG)に対する免疫応答との関わりが注目されている。我々はin vivoにおけるPGのAIAに対する役割について検討した。PGは牛の膝関節軟骨より沈降平衡遠心法により抽出し、比重の違いにより4つの分画に分けて精製した。High density PG 0.75mgにて前感作した群より有意な抑制効果がみられ3.0mg群ではAIA発症が完全に抑制された。Paw volumeの増加量、レ線上の骨破壊の程度、MBに対するDTH反応も有意に低下していた。このAIAの発症抑制効果は特にHigh density PGにおいて著明であり、Low density PGではみられなかった。一方このHigh density PGによる抑制効果はコラーゲン関節炎ではみられなかった。High density PGによる前感作によりAIAの発症が特異的に抑制されることがわかった。このことはAIAが従来言われてきたPG link proteinではなくPG core proteinと深く関わっていることを示唆する興味深い結果と考える。 2)マウスコラーゲン関節炎におけるT細胞の役割 マウスのコラーゲン関節炎(CIA)に対し抗TCR抗体投与の影響を検討した。Bovine type II collagen(CII)にて2回免疫を行い関節炎を発症させた。CII初回免疫後に抗αβTCR抗体を投与した場合、関節炎は全く発症せず、抗CII抗体価も有意に低かった。T細胞の消失期間と関節炎の増悪期間が相関することが判明した。関節炎発症後に抗T細胞抗体を投与した場合の関節炎増悪は、抗αβTCR又は抗CD3抗体投与後に生ずるin vivoでのサイトカイン放出がその一因であると考えられるがそれだけでは両抗体投与後の差が説明できない。T細胞の消失期間と関節炎の増悪期間が一致するという結果は、CIA発症後では、T細胞は主に関節炎を抑制する役割を担っていることを示唆している。 続きを見る
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