サイトカイン遺伝子移入リンパ球の遺伝子治療への応用

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サイトカイン遺伝子移入リンパ球の遺伝子治療への応用

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Cytokine gene transfer into human tumor cell and its expression
責任表示:
井上 裕(九州大学・生体防御医学研究所・助手)
INOUE Hiroshi(九州大学・生体防御医学研究所・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1992-1993
概要(最新報告):
平成4年度は1.真核細胞発現プラスミドベクターへIL2遺伝子を組換える、2.胃癌細胞株MKN-28へチェン・岡山法を用いて、組換え遺伝子移入を行う、3.クローンを樹立し、その性質を検討することを目的とした。 IL2cDNAをpRc/CMV(真核細胞発現ベクター)に組換え精製したプラスミドを次に培養細胞へ移入した。胃癌株化細胞MKN-28に対しチェン・岡山の方法を用いてtransfectionを行った結果、22クローンを得た。以上で得られたIL2遺伝子移入胃癌細胞に対し、IL2のDNAレベル、蛋白レベルでの解析を行った。 PCRの結果、外来性のIL2cDNAが確かに、22クローンすべてに移入されていることが示された。また得られたクローンに対して、抗IL2抗体を用いた免疫染色を施行したところ、どの細胞もその細胞質に陽性所見を認めた。更に遺伝子移入胃癌細胞の培養上清2μlをとり抗IL2抗体を用いてimmunoblottingを行ったところ22クローンすべてにIL2活性が認められた。しかしながら、このIL2蛋白産生はクローン樹立後約30〜40日しか続かず、in vivoの実験をすすめるには至らなかった。 平成5年度はこのプラスミドを用いた、遺伝子移入実験に加えて、レトロウイルスベクターによる組換え体を用いた実験を検討した。すなわちplasmid vectorの蛋白産生が長期にわたる安定性に欠ける点を考慮し、retroviral vector pMG5neoを用いてIL2cDNAの組み替え体を作製した。更に最近co-stimulatory factorとして報告された免疫接着分子B7-2 cDNAをRT-PCRを用いてクローニングしたのでこれをretroviral vector pMG5neoに組み替えているところである。今後ヒト細胞やマウスの腫瘍株を用いてin vivoの実験を進めていきたいと考えている。 続きを見る
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