家蚕の不眠致死変異体に関する遺伝・生理学的研究

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家蚕の不眠致死変異体に関する遺伝・生理学的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
木原 始(九州大学・農学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1992
概要(最新報告):
1.幼虫期発育に関する変異・探索(木原・河口) (1)1雑種系統から自然突然変異として不眠蚕を見いだした。(2)来歴の異なる3系統から自然突然変異として3種類の遺伝的不眠蚕を見いだし、これを系統化した。(3)種々のニトロソ化合物を用いて不眠蚕の誘発を試みたが突然変異体を得ることが出来なかった。 2.幼虫初期発育変異体の遺伝的分析(土井良・木原) (1)第4連関群に所属することが判明していたk不眠蚕(nm-k)の座位を決定するために3点実験を行い、座位(28.6)を決定した。(2)自然突然変異として得た不眠蚕(仮称nm-x)の連関検索を行い、第12連関群に所属することを明らかにした。(3)盧不眠蚕(nm^n)の連関検索を行い、第11連関群に所属することを明らかにした。(4)ついで3点実験を行い、座位を11.6と決定した。 3.不眠蚕の生化学的分析(藤井・土井良) 遺伝的不眠蚕は体液タンパク質の発現からみて発育不全型と老化型の2型に分類できることを既に明らかにしている。本研究で見いだしたnm-x、盧不眠蚕(nm^n)と石河不眠蚕(nm-i)の体液タンパク質を電気泳動で分析した結果、(1)nm-iとnm-xは共に同じ蛾区に分離する正常蚕に比べ、若齢体液タンパク質(PYL-A群, PYL-B群)成分の濃度が高く、貯蔵タンパク質(SP-1,SP-2)は低く、発育不全型に類別させた。nm^nは正常蚕に比べ若齢体液タンパク質の濃度が低く、体液タンパク質の発現は既知の不眠蚕のものとは異なっていた。(2)若齢体液タンパク質の種々のクロマトグラフィで分離を試みたが単離することが出来なかった。 続きを見る
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