実時間解析による脳電気活動の時間空間的な位相動特性の研究

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実時間解析による脳電気活動の時間空間的な位相動特性の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Spatio-Temporal Phase Dynamics of Brain Waves
責任表示:
平川 一美(九州大学・工学部・教授)
HIRAKAWA Kazuyoshi(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1992-1993
概要(最新報告):
脳波リズムにおける位相・振幅の時間空間動特性を解明することを目的に、複素復調法、フラクタル次元、ローレンツプロット、パワースペクトル等を用いた解析システムを構築して研究を進めた結果、以下の新規の知見を得た。 1.健常人のアルファ波の位相は、時間的にも空間的にも複雑に変動しており、特に振幅極小の位置で不連続な跳びを示す。すなわち、アルファ波は安定した波ではない。 2.アルファ波は周期的な閃光刺激に対して、初期過程および同期過程を経て、僅か一秒足らずの間に引き込み状態に陥る。 3.引き込み状態において、アルファ波の位相は刺激に対して同期と脱同期を不規則に繰り返し、間欠カオス的な性質を示す。 4.フラクタル次元解析の結果、アルファ波は自由度の高い振動系と推定される。 5.向精神薬服用中の精神分裂病患者のアルファ波は、健常者に比べて位相・振幅共に時間的にも空間的にも変動が少なく、位相跳びの頻度も低い。 6.シータ波やデルタ波では、位相揺らぎがアルファ波に比べて時間的空間的に大幅に減少している。 以上の知見1〜5は、脳波の中で比較的安定とされるアルファ波の位相・振幅について、そのその不安定性と非線形性に関する種々の特性を明らかにし、また臨床応用の可能性を示したものである。さらに6では、アルファ波以外のいくつかの脳波リズムに関してアルファ波と対照的な時空動特性を明らかにしている。 続きを見る
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