不安定核の構造と反応の理論的研究

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不安定核の構造と反応の理論的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Theoretical Study of Structure and Reactions of Unstable Nuclei
責任表示:
上村 正康(九州大学・理学部・助教授)
KAMIMURA Masayasu(九州大学・理学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1992-1994
概要(最新報告):
1.不安定核の3体模型のための「無限小変位ガウスローブ基底関数」の提唱 3体系の束縛状態の研究において、原点ガウス型基底関数の代わりに、それと同値な「無限小変位ガウスローブ関数」を導入した。この関数の特徴は、球面調和関数を使わずに、原点ガウス型基底関数を色々な方向にシフトさせて重ね合わせることにより、角度依存性を表そうとするものである一般的な3体系に適用できるように、この基底関数による行列要素計算を次の場合について可能にした。 中心力、スピン・軌道力、テンサー力、L2力、(L・S)2力、パリティ依存力、運動量依存力、ガウス型の非局所ポテンシャル、パウリ直交条件ポテンシャル。 2.不安定核6Heの中性子ハロ-構造の研究 不安定核の典型例として6Heを研究した。特に、n-n間に現実的核力を用いた時の場合と有効相互作用力を用いた場合の、α+n+nの3体構造やn-n相関の差異について、解明した。基底状態のエネルギーは、n-n力にあまり依存せず-0.6から-0.7MeVであり、実験値には僅かに足りないが、現実的核力による短距離相関は非常に強く、n-n間の波動関数は原点近傍で強く減衰していることが判明した。一方、有効相互作用の場合は、この減衰は全く見られない。このことで、6He入射核崩壊反応において、n-n間の高運動量成分に影響があることが予想される。 3.不安定ミューオン分子イオン(dHeμ共鳴、dtμ共鳴)の研究 不安定核の研究の研究法の開発ために、不安定ミューオン分子の研究は大いに役立つ。 特に、共鳴状態の記述法、共鳴幅の算出などに共通点がある。 典型例として、ミューオン触媒核融合サイクルの要となる、ミューオン移行反応、ミューオン励起分子内核融合、ミューオン分子の粒子崩壊に適用し研究した。 続きを見る
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