微小唾液腺造影像解析による唾液腺の障害と回復に関する実験的研究

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微小唾液腺造影像解析による唾液腺の障害と回復に関する実験的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Radiological and histological analyzes of the structural changes in the rat parotid gland following release of Stensen's duct obstruction
責任表示:
神田 重信(九州大学・歯学部・教授)
KANDA Shigenobu(九州大学・歯学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1992-1993
概要(最新報告):
ラット耳下腺のステンセン管を期間と圧を変化させて閉塞させ、腺体にさまざまな程度の閉塞性変化を誘発させ、閉塞解除後の腺体の変化を微小唾液腺造影法(唾影法)と組織学的方法により検索した。組織学的変化を6グループ(正常群、回複群、軽度・中等度・重度退行変性群、線維化群)に分類し、この分類を基準に微小唾液腺造影像(唾影像)の評価を行った。 定性的には、退行変性群及び線維化群の唾影像には主導管系の拡張と閉塞部位の狭窄が認められ、その末梢導管系は顆粒状陰影として描出された。回復群では、退行変性群及び線維化群と同様に主導管系の拡張と閉塞部位の狭窄が認められたが、その末梢導管系には、正常群と同様の枝分かれ構造が認められた。 定量的には、回復群の唾影像に認められる主導管系の拡張は、退行変性群及び線維化群に対して有意に小さくなっていた。退行変性群及び線維化群の組織学的所見にはさまざまな程度の退行性変化が認められるにもかかわらず、唾影像上で組織学的な退行変性の程度に相当する特徴は存在しなかった。しかしながら、閉塞部の狭窄度が強いものでは組織学的変化も強い傾向があった。 閉塞圧及び閉塞期間は腺体の回復に大きな影響を及ぼしていた。しかしながら、閉塞解除直後の唾影像から腺体の回復を予測することは困難であると考えられた。閉塞解除後、いったん組織学的に回復した腺体が再び退行変性に移行する場合が認められため、臨床において経過観察の唾影法を行う場合は、処置後比較的長い期間が経過してから施行する必要があることが示された。 続きを見る
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