ヘルペスウイルスゲノム末端の切断と細換え

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ヘルペスウイルスゲノム末端の切断と細換え

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
梅根 健一(九州大学・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1992
概要(最新報告):
単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)を用い,下記の実験を行った。 1)HSV-1のα配列をプラスミドにクローン化し,この雑種プラスミドをHSV-1感染細胞ヘトランスフェクトし,α配列の切断の有無を調た。他の報告結果と異り,この方法でα配列の明確な切断を同定できなかった。トランスフェクションの方法,プラスミドの構築などについての更なる検討を要す。 2)HSV-1の多くの株のα配列の構造を比較し,α配列のDR4領域において,DR4nとDR4tの2つの型が存在することを明らかにした。この結果は,DR4領域の組換えによって2つの型が存在することを示し,DR4領域,つまりはα配列の組換え原性を支持する。さらに,この2つの求とHSV-1株のゲノム型との間に相関性が存在し,HSV-1の進化のマーカーの一つであると推定した。 3)HSV-1のα配列上の組換えにより,PR2領域を2か所持つ特異なα配列を有すHSV-1株を分離した。この株のα配列を含むゲノム断片をクローン化し解析した結果,これらの断片の末端はα配列のいくつかの領域に集中していることが判明した。このことは,α配列の特定の領域が切断されやすいことを示す。この切断されやすい領域は,他の報告結果と照合すると,合理的な解釈が可能であった。つまり,切断と組換えとの関連性を支持しており,組換えのより一般的モデルとしての2本鎖切断モデルに好都合であった。 続きを見る
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類似資料:

11
変動環境の集団遺伝学理論の整備と検証 by 松田 博嗣; MATSUDA Hirotugu
11.
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