IL-6遺伝子導入と欠損によるヒト・生体(SCIDマウス)内抗腫瘍免疫調節機構

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IL-6遺伝子導入と欠損によるヒト・生体(SCIDマウス)内抗腫瘍免疫調節機構

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
岡田 全司(九州大学・生体防御医学研究所・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1992-1993
概要(最新報告):
1.SCID-huマウスとIL-6遺伝子導入ヒト癌細胞を用いたヒト・生体内抗腫瘍効果の解析;すでにヒト肺癌にIL-6遺伝子を導入し、SCID-huに投与し抗ヒト腫瘍効果(延命効果)及びヒトキラーT分化誘導を得た。さらに種々の消化器癌(胃 大腸 食道 肝)を501の高率でcell line化に成功した。これによりex vivo でのレトロウイルスヘクターによるサイトカイン遺伝子導入が多くの症例で可能となった。現在これらの種々のIL-6、IL-4、又はIL-2遺伝子導入ヒト癌をSCID-huに投与し抗腫瘍効果を解析中である。 2.IL-6transgenic SCID-huとミオブラストを用いた抗ヒト腫瘍効果の解析;IL-6transgenic SCID-huでは通常のSCID-huに比しCD3^+、CD8^+ヒトT細胞の生〓が増強した。in vivoで誘導されるキラー細胞はEロゼット陽性、CD3^+ヒトキラーTであり抗原特異的であることを明らかにした。ミオブラストにIL-4、IL-2遺伝子を導入し、SCIDに投与しIL-6+IL-4+IL-2SCIDを作製し抗腫瘍効果を解析しうる系を開発中である。 3.IL-6遺伝子導入マウスにおける抗腫瘍効果;IL-6transgenicマウスでは免疫原性癌FBL-3や低免疫原性癌FL-4に対し腫瘍特異的キラーTを誘導し、極めて強い抗腫瘍効果(腫瘍退縮)を示すことを明らかにした。 4.アデノウイルスヘクターに組み込んだIL-6遺伝子の直接生体内投与による抗腫瘍効果の解析;IL-6遺伝子を導入した非増殖性アデノウイルスベクターをFBL-3担癌C57Bc/cマウスにip投与し、601の完全治癒を認めた。この抗腫瘍効果はFBL-3特異的キラーTの誘導によることを明らかにした。本誌では生体内の癌に直接遺伝子を導入でき、多くのヒト癌患者に適用しうる。 続きを見る
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