超並列記述系・処理系に関する研究

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超並列記述系・処理系に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
雨宮 真人(九州大学・大学院・総合理工学研究科・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1992-1994
概要(最新報告):
実用超並列言語NCXの仕様第3版を定め、商品超並列計算機(SIMD,MIMD)をターゲットマシンとするNCX言語処理系の構成法を具体化させた。計画班のメンバーは主に(I)の目的指向の研究に参加し、言語仕様、処理系構成の検討を行なった。本言語は実用性を重視し、データ並列に焦点を当ててC言語をベースとして言語設計を行なった。言語仕様策定にはモデルの検討、例題プログラム記述による評価など本研究班全員で討論を重ねた。NCXの言語の主な特徴は、SIMD型のセマンティクスを基本としたデータ並列実行モデル、ドメイン定義と仮想プロセッサ集合と1対1対応するフィールド概念によるデータ構造とデータマッピング、柔軟なデータ並列記述のための関数定義、並列入出力記述、などである。NCX言語の処理系はSIMDセマンティクスで記述したNCXソースコードをMIMD型マシン上で効率良く実行するために同期点解析、プロセッサ割り付けなど種々の工夫を凝らしている。 また、これと並行して、データ並列、オブジェクト並列の両立を目指した超並列プログラミングパラダイムの追求・検証のための実験言語(超並列V言語とよぶ)を設計した。本言語はMIMDセマンティクスを基礎とし、その実行モデルは基本的にはメモリ書き換え、実行順序制御の概念がない、メッセージ/データ通信と演算とのインタフェースはデータ依存則の枠組で統一される、などの特徴をもち、NCXとは対極に位置するものである。超並列V言語の処理系は細粒度MIMDセマンティクスで記述したソースコードを効率的に実行するために最適スレッド抽出、スレッドコードスケジュール、スプリットフェーズ型多重スレッド実行コードの生成などの工夫を凝らしている。 さらに、探索的研究として、本研究班メンバーそれぞれの問題意識に基づいて、基礎的・理論的研究を行ない、関数型言語と並列処理、並列理論プログラミング、項書換えモデル並列処理、データ駆動スキーム、オブジェクト指向言語と並列処理、タスクスケジューリング、などに関して一定の成果を得た。 続きを見る
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