国際化時代の高度工業化社会における農業経営学の課題と展望

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国際化時代の高度工業化社会における農業経営学の課題と展望

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
長 憲次(九州大学・農学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1992
概要(最新報告):
我が国における過去10〜15年間の農業経営研究の成果を分担課題領域毎に整理し検討を加えるとともに、研究分担者をまじえた討議を基に農業経営研究のこんごの重要課題と研究活性化の方策について研究を行った。後者の点に限って検討結果のうちから2.3の主な内容を摘出すると次のとおりである。 (1)農業経営研究は、従来、個別経営(主として家族経営)研究対象としてきたのだが、この点でも多様な農業担い手を考え、なかでも組織経営体を重視するとともに、産地、地域農業の視点から経営理論の深化を図っていかなければならない状況が強まっている。この面で最近多くの研究成果があげられてきたにも拘わらず、残された課題は多い。 (2)農業経営研究は、「生産性」と「収益性」を基本目標にすえてきたのだが、いまや農業をめぐる環境条件の変化に伴い、経営目標の中にさらに「環境保全」「特續的農業」「地域社会の維持」等を含め、多元的目標のもとで農業経営の諸課題を追求していく必要に迫られている。 (3)農業経営研究の「実蹟性」を高めていくことがいま急務で、しかもその要請に応えていくべき方向と課題は多様化してきている。企業的経営体のニーズに応えうる実蹟的経営分析・計画・管理論の展開がその1つであり、営農情報システム化もこんごの実蹟的研究分野である。あるいはまた、広い問題領域を含む農村計画論の領域における農業経営研究の位置と役割を明確化していくことも、いま必要とされている重要な1つの実蹟的課題である。 (4)農業経営研究のこんごの活性化の方策として、(1)日常的研究や学会活動における実務家との連携の強化、大学・試験場等のそれぞれの機関を超えた共同研究活動の推進、(2)学会内における重要課題別研究会組織の確立などが考えられる。 続きを見る
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