脳磁図による脳機能イメージングの実用化研究

閲覧数: 12
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

脳磁図による脳機能イメージングの実用化研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Study on Neuromagnetic Imaging of the Functional Organization of the Human Brain
責任表示:
上野 照剛(九州大学・工学部・教授)
UENO Shoogo(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1991-1993
概要(最新報告):
本研究では、まず、脳磁図計測による脳機能イメージングシステムに必要な多チャネルSQUIDシステムを開発した。このシステムは、世界最高レベルの測定感度を持ち、なおかつ測定対象に応じてピックアップコイルの直径やベースライン(検出コイルとノイズ補償コイルとの距離)の長さが容易に変更できる。 このシステムを用いて、睡眠中の脳磁図を脳波と同時に計測し脳波では検出できない電源の検出を脳磁図で計測した。その結果、睡眠4期に発生するデルタ波の中に脳磁図でしか捉えられない信号が存在する可能性があることがわかった。 高次脳機能に関しては、精神集中時に出現するFmθ、聴覚および視覚誘発によって生じるP300、視覚刺激による遠隔運動過程の仮現運動知覚特性、文字認識における誘発反応、色彩連想時の脳活動等に関して、脳磁図が脳波を測定して発生源の推定など電源解析を行った。この中で、誘発反応であるP300や仮現運動に関しては、電源の位置を特定することが可能であった。また、非常に微弱な信号である聴性誘発反応における中潜時成分の脳磁図計測、およびSQUID磁束計の最小磁界測定限界のレベルに近い数fT(10^<-15> T)オーダの聴性脳幹反応の脳磁図の検出にSQUIDのピックアップコイルのベースラインをいろいろ変えることにより成功した。 一方、脳の磁気刺激において、逆直パルス磁場対を用いた8字コイルによりヒト大脳皮質運動野を局所的に刺激し、脳機能の局在性について検討を行った。この結果、皮質運動野の磁気刺激によって得られる機能分布図が、刺激電流の方向変化により大きく変化することがわかった。このような刺激電流のベクトルに依存した神経興奮特性の変化は、脳内神経の機能的情報のみならず、構造的かつ解剖学的配列の情報をも反映するものである。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

1
脳磁図イメ-ジングの実用化研究 by 上野 照剛; UENO Shoogo
7
超電導量子干渉装置を用いた嚥下中枢の研究 by 山本 智矢; 梅崎 俊郎; UMEZAKI Toshiro
10
脳磁図の基礎と臨床応用 by 萩原, 綱一; 飛松, 省三; Hagiwara, Koichi; Tobimatsu, Shozo
6
生体に対する磁場影響に関する研究 by 上野 照剛; UENO Shoogo
1.
脳磁図イメ-ジングの実用化研究 by 上野 照剛; UENO Shoogo
6.
生体に対する磁場影響に関する研究 by 上野 照剛; UENO Shoogo
7.
超電導量子干渉装置を用いた嚥下中枢の研究 by 山本 智矢; 梅崎 俊郎; UMEZAKI Toshiro
10.
脳磁図の基礎と臨床応用 by 萩原, 綱一; 飛松, 省三; Hagiwara, Koichi; Tobimatsu, Shozo