幕末明治期における明清期天主教関係漢籍の流入とその影響に関する基礎的研究

閲覧数: 22
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

幕末明治期における明清期天主教関係漢籍の流入とその影響に関する基礎的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
A Basic Study of a Flow of books of Tien-zhu-jiao in the Period of the Min-Qing Dynasty into Japan at the End of the Tokugawa Shogunate and Beginning of the Meiji Period and the Effects by the Flow
責任表示:
柴田 篤(九州大学・文学部・助教授)
SHIBATA Atsushi(九州大学・文学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1991-1992
概要(最新報告):
1.幕末明治期における明清期天主教漢籍の移入状況を見るために、前年度より、長崎大浦天主堂附属羅甸神学校旧蔵書の調査を行って来たが、長崎県立図書館・九州大学附属図書館・福岡サン・スルピス大神学院所蔵に関しては、調査を完成させた。旧蔵漢籍について、書名・著者名・巻数・冊数・刊行年次・刊行場所・蔵書印等のデータを整理、分類して、「目録稿」を作成した。これに基づいて、これらの漢籍の移入・収蔵の経緯・背景について研究を行った。この結果、羅甸神学校旧蔵の天主教関係漢籍は、ブチジャン司教が、長崎において宣教を開始し、神学校を設立した前後から、同師が亡くなる明治十年代頃までに、主として上海で出版され、長崎へ運ばれたものであることがわかった。ラテン語等の語学力が十分でない時期に、神学生教育のために用いられたと考えられるが、ヨーロッパから来た神父たちにとっても有用な書物であったと見られる。また、明治初期に出された、カトリックの教理書・祈祷文の内容や特徴を考察するためにも、これらの天主教漢籍との関連を検討する必要があることが明らかになった。 2.明治期の漢学者たちにとって、キリスト教及び西洋文明がどのような影響を与えたのかということについて、特に塩谷宕陰と中村正直の場合に即して解明を試みた。 3.幕末期の漢学者のキリスト教批判について、特に大橋訥庵の『關邪小言』の内容を分析検討した。 4.以上のような調査・研究の成果を、『幕末明治期における明清期天主教関係漢籍の流入とその影響に関する基礎的研究』という題の報告書として編集し、刊行した。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

7
徐光啓の天主教理解について by 安部, 力; Abe, Tsutomu
10
『天学初函大意書』における『畸人十篇』 by 柴田, 篤; Shibata, Atsushi
7.
徐光啓の天主教理解について by 安部, 力; Abe, Tsutomu
10.
『天学初函大意書』における『畸人十篇』 by 柴田, 篤; Shibata, Atsushi