高温超伝導体・強磁性体結合磁気シールド法の基礎研究

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高温超伝導体・強磁性体結合磁気シールド法の基礎研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Study on a symbiotic combination of the high-Tc superconducting magnetic shield and the ferromagnetic one with magnetic shaking
責任表示:
笹田 一郎(九州大学・工学部・助教授)
SASADA Ichiro(九州大学・工学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1991-1992
概要(最新報告):
高温超伝導体トラップ磁束の測定装置(冷却装置、地磁気遮蔽用強磁性体磁気シールド、模擬磁界発生用コイル、高感度高分解能磁界センサ)と、BiSrCaCuO系(Tc=100K、Jc=50A/mm^2)高温超伝導体試料を用いて、トラップ磁束の大きさと背景磁界周波数の関係を明らかにした。試料冷却時に背景磁界が極性反転することがトラップ磁束の低減する必要条件であることを明確にした。ちなみに、急冷条件(長さ55mmの試料の下端から上端への77Kへの遷移時間は約0.5秒)では、振幅0.3Gの背景磁界が周波数10Hz以上ではトラップ磁束が7mG以下(1/43以下に減衰)となった。これらの結果、高温超伝導磁気シールド容器の冷却は、地磁気のような直流磁界(これはほぼ減衰することなくトラップされる)を厳密にシールドした空間で実施すれば良いことが明かとなった。本研究によって、直流から低周波磁界に対し、大きな遮蔽率を有する磁気シェイキング付き磁気シールドを外側に配し、その内に高温超伝導体磁気シールドを組合わせれば磁束トラップの問題を回避することができ、総合的に優れた高温超伝導体・強磁性体結合磁気シールドが実現できる見通しが得られた。またこの場合、磁気シェイキングに付随する交番磁界の漏洩は磁束トラップに悪影響を及ぼさないので特にその対策を要しないことも明かとなった。また、高角形アモルファス磁性薄帯を始め、3%高配鋼硅素鋼板及び6.5%硅素鋼板の磁気シールド特性を磁気シェイキング下で調べた。高角形アモルファス磁性薄帯(Metglas2705Mアライドシグナル社)は磁気シェイキングによりパーマロイの20〜30倍シールド効果が高くなることを明らかにした。 続きを見る
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