心筋虚血時の細胞外カリウムおよびpH動態(心筋保護との関連性について)

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心筋虚血時の細胞外カリウムおよびpH動態(心筋保護との関連性について)

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
川内 義人(九州大学・医学部・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1991
概要(最新報告):
(目的)cardioplegic arrest時の心筋保護効果の機序を検討するため,ラット摘出心潅流モデルにおいて高カリウム心筋保護液を投与し,細胞外カリウム濃度の変化を検討した。 (方法)ラット摘出心をLangendorff modeにて常温下で潅流し,細胞外カリウム濃度(Ke)測定用電極を左室に挿入し,Keの変化を高入力抵抗アンプを通してオシロスコ-プおよびレクチコ-ダ-に記録した。また左室内にラテックスバル-ンを挿入し、左室収縮期圧および静止圧、左室圧一次微分値を記録した。45分の全虚血モデルにおいて高カリウム心筋保護液(K20mM)を1回投与した群(1群),15分間隔で3回投与群(2群)を設定し,上記のパラメ-タ-について比較検討した. (結果)1群では心筋保護液投与によりKeは5.9mMより20mMに上昇したが,投与終了直後より減少し5分後には17mMまで低下した.その後再び上昇し45分後には30mM以上に達した.2群ではKeは心筋保護液投与後一時的に減少したのち15分後で20mMまで再上昇しているが,そこで心筋保護液再投与するため,初回投与同様に再び減少した後上昇した.3回目の心筋保護液投与後も同様であった.1群では虚血25分後にcontractureが生じたが,2群では生じなかった. (まとめ)心筋保護液投与後,Keは一時減少し,再上昇するという具合に2相性の変化を示すことが判明した.またこの変化は心筋保護液の複数回投与により繰り返された.また心筋保護液の複数回投与により,contractureを防止できた. 続きを見る
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