免疫グロブリン遺伝子の発現を制御するサイレンサー遺伝子のクローニング

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免疫グロブリン遺伝子の発現を制御するサイレンサー遺伝子のクローニング

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Identification of Transcriptional Factor(s) which regulates Ig gene expression
責任表示:
中島 学(九州大学・生体防御医学研究所・助手)
NAKASHIMA Manabu(九州大学・生体防御医学研究所・助手)
王 継揚(九州大学・生体防御医学研究所・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1991-1992
概要(最新報告):
ヒト免疫グロブリン重鎖(IgH)遺伝子の転写制御に最も重要な働きをするDNAエレメントであるJ-Cイントロンエンハンサー(IgHエンハンサー)を構成するモチーフのうち,特にB細胞特異的な遺伝子発現に関与すると思われるHE2およびE6の二つのモチーフは,共にB細胞特異的に働くが,E6エレメントは非リンパ球系細胞ではサイレンサーとして作用する。E6結合タンパクは非リンパ球系細胞にも存在する。我々はSouth western法及び機能的アッセイ法を用いて結合タンパクをコードする遺伝子の単離を試みたが,今までのところ,まだ成功していない。一方,その生体内での真の機能をトランスジェニックマウスの手技を用いて検討した。HE2モチーフを含むエンハンサー3′側欠失変異体は,IgHエンハンサー全長に匹敵する機能を有し,同程度の組織特異性を規定する活性を示した。さらにルシフェラーゼアッセイでの解析によって,HE2モチーフは単独でもB細胞特異的に転写を活性化することが細胞レベルで確かめられ,ヒトIgHエンハンサーの組識特異性については,HE2モチーフが主導的な役割を果たしていることが示唆された。一方,E6モチーフの転写活性化能はin vivoではB細胞特異性を十分に規定できず,いくつかの非B細胞でも活性が認められた。またトランスジェニックマウスでは,IgHエンハンサーはB細胞の他に,脳の脈絡 細胞およびグリア系細胞でも機能し,免疫系と脳における遺伝子発現調節の共通性を示唆した。さらに,この場合もHE2モチーフが関与している可能性が示唆された。 続きを見る
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