茶葉カテキンの血漿コレステロ-ル低下作用の機構解明

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茶葉カテキンの血漿コレステロ-ル低下作用の機構解明

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
池田 郁男(九州大学・農学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1991
概要(最新報告):
(ー)ーエピカテキン(EC)、(ー)ーエピガロカテキン(EGC)およびそれらの没食子酸エステルである(ー)ーエピカテキンガレ-ト(ECG)、(ー)ーエピガロカテキンガレ-ト(EGCG)のコレステロ-ルおよびトリグリセリド吸収に及ぼす影響を胸管リンパ管瘻を施したラットで検討した。カテキンの投与によりコレステロ-ル吸収は投与した脂肪の種類に関わらず顕著に減少した。とくにECGとEGCGの混合物ではECとEGCの混合物よりもその効果は大きく、コレステロ-ル吸収はカテキンを投与していない群の約1/3に低下した。トリグリセリドの吸収はカテキンにより減少する傾向にあったが、コレステロ-ルほどには明確な影響ではなかった。コレステロ-ルを含む胆汁酸ミセルにカテキンをin vitroで添加したところ、添加したカテキンの濃度依存的にコレステロ-ルの沈澱は増加した。カテキンの没食子酸エステルのほうが遊離のものよりもその効果は大きく、また、没食子酸エステルのうちでは、EGCGがECGよりも有効にコレステロ-ルを沈澱させた。ミセルの胆汁酸濃度にはカテキンの影響はなかった。これらの結果から、カテキン類とくにその没食子酸エステルは胆汁酸ミセルからコレステロ-ルを沈澱不溶化させることにより小腸からのコレステロ-ル吸収を阻害することが明かとなった。このことがカテキンによる血漿コレステロ-ル濃度低下作用の主因であると考えられた。 続きを見る
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