ショウジョウバエゲノムを構成する中程度反複配列の同定と定量に関する研究

閲覧数: 3
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

ショウジョウバエゲノムを構成する中程度反複配列の同定と定量に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
A STUDY OF IDENTIFICATION AND QUANTIFICATION OF MIDDLE REPETITIVE SEQUENCES OF DROSOPHILA GENOME
責任表示:
原田 光(九州大学・理学部・助手)
HARADA Ko(九州大学・理学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1991-1992
概要(最新報告):
ショウジョウバエゲノムの17%が中程度反復配列DNAで構成されており、その3/4が可動遺伝因子、いわゆるトランスポゾンであるとされている。トランスポゾンは自然突然変異の主要な原因であり、適応進化や種分化に果たす役割についても関心をもたれている。また重複遺伝子(multi gene family)についてはゲノム進化の過程で、どのように作り出されてきたのかに興味がもたれている。本研究では以上のような視点からゲノムを構成する中程度反復DNAについてその種類と量について調べることを目的としている。キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)およびその近縁種であるオナジショウジョウバエ(Drosophila simulans)のλファージを用いたゲノムライブラリーを作製した。これからランダムにクローンを抽出し、in situ hybridizationによって唾腺染色体上の位置をマッピングすることにより、反復配置を含むクローンの同定を試みた。キイロショウジョウバエゲノムライブラリーからは約800のクローンを抽出し、このうち231個のクローンのマッピングを行なった。その結果89個の反復配列を含むクローンを同定した。これらはコピー数に関して明らかな二峰性を示し2〜9個の小数コピーを持つものと10個以上の多数コピーを持つグループからなっており、前者が61クローン、後者が287クローンであった。これらをプローブとしてオナジョウジョウバエの唾腺染色体にin situ hybri-dizationしたところ、前者のグループは染色体の相同場所にほぼ同数マッピングされるのに対し、後者では場所はまちまちであり、またコピー数も減少した。このことは前者の多くは重複遺伝子を含むものであり、また後者の多くはトランスポゾンであると推定される。現在これらのクローンについてその分子的な構造の解析を行い、既知のトランスポゾンとの照合、制限酵素地図の作製、一部の塩基配列の決定などを行なって進めている。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

11
Drosophila : methods and protocols by Dahmann, Christian
12
Drosophila cytogenetics protocols by Henderson, Daryl S
11.
Drosophila : methods and protocols by Dahmann, Christian
12.
Drosophila cytogenetics protocols by Henderson, Daryl S