明治後期の社会運動の研究ー木下尚江を中心として

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明治後期の社会運動の研究ー木下尚江を中心として

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
清水 靖久(九州大学・教養部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1991
概要(最新報告):
本研究は、明治後期のさまざまな社会運動を総体として解明することをめざした。さしあたり木下尚江を中心として、彼と関係した人々の思想や行動について調査を進めた。そのばあい刊行資料を利用するだけでなく、未刊行資料を収集することにも力を注いだ。 未刊行資料を収集するためには、木下尚江の関係者の遺族を探し、書簡な語録が残っていないか照会し、撮影のための旅行をしなければならなかった。これまでに約80名の関係者の遺族に照会し、木下尚江、逸見斧吉、青木吉蔵、大室利三郎の遺族を訪問して資料収集をした。そのうち青木吉蔵の遺族のもとに残されていた木下尚江語録の草稿については、これを校訂して刊行した(『青木吉蔵編 木下尚江語録 新訂版』、私家版)。 明治後期の社会運動のなかで大きな比重を占めたのは足尾鉱毒事件であるが、その中心人物である田中正造について、木下尚江との関係を考察した(拙稿「木下尚江にとっての田中正造」)。また、足尾鉱毒事件を思想形成の出発点とした河上肇についても、木下との関係を論じた(拙稿「河上肇と木下尚江」)。 明治後期の社会運動の本流は社会主義運動であるが、木下を中心とする基督教社会主義者の思想や行動を探るために、『新紀元』その他の雑誌を調査した。また、幸徳秋水や堺利彦なの唯物論派の思想や行動についても、『万朝報』や『平民新聞』などを通じて研究を進めた。その成果は、明治後期の社会運動を総体として扱う論文の形で近く発表する予定である。 続きを見る
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