南部九州古墳文化の研究

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南部九州古墳文化の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
西 健一郎(九州大学・文学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1991
概要(最新報告):
本年度は、鹿児島大学と協同で、熊本県人吉市荒毛遺跡における長方形プランの地下式板石積石室墓1基の発掘調査を行い、鹿児島県吉松町永山遺跡10号墓出土の主に土器を実測した。 荒毛遺跡の発掘調査では、可能な限り石室構造の理解に務め、3ラス小玉、大型鎌等出土遺物の成果も大きかった。ただ、この石室は幅が広く、最古の地下式板石積石室墓ではなかったことが残念であった。鉄鏃は編年目検討等、研究に大いに寄与してくれるものと期待される。永山遺跡10号墓出土土器を実測しえたことで、地下式板石積石室墓の土器編年上の位置づけが可能となった。あと、関連資料夜若干実測する必要があろう。 本年度までの調査を研究で、地下式板石積石室墓とその出土遺物の、地域差が明らかになり、大まかな形成変化と編年の見通しがついた。あとは、地下式板石積石室墓の最古の例を調査することと、重要な課題である板石積の起源の解明が残る。板石積の起源には板石積土拡墓が重要なかかわりがあると考えられるので、出水平野等で板石積土拡墓を調査する必要があろう。板石積土拡墓の存在が明らかになれば、石棺系である五島列島との関係が、否定されることになろう。 地下式板石積石室墓は、どのような起源論に立とうとも、古墳文化の中どとらえるべきであろう。南部九州の古墳文化の理解が肝要であるし、起源に関係する箱式石棺や、一部分布域が共通する地下式横穴墓の研究が、まずもって重要であろうと考えている。 続きを見る
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