アモルファス磁芯マルチ形磁石変位センサによる歯周組織循環動態診断システムの開発

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アモルファス磁芯マルチ形磁石変位センサによる歯周組織循環動態診断システムの開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
名方 俊介(九州大学・歯学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1991
概要(最新報告):
歯周組織循環の様相の指標となる歯の脈動の計測システムを開発することを目的とした。計測センサとして、諸外乱下でも目的の情報を検出する能力の優れたアモルファス磁心マルチ形磁石変位センサ(以下、アモルファスセンサと略す)を口腔内での計測に適するよう小型化改良して用いた。補助金を得て遂行した研究結果の概要は以下の通りである。 1.小型化改良したアモルファスセンサは、長さ1.4mmのアモルファスコイル12対を放射状に配列した磁心をもち、そのコアの直径は17mm、厚さ5.5mm、重さ1.4g重である。まず、この小型センサの出力特性の計測を行った。(1)アモルファスセンサ磁石間距離が1.2〜1.9mmの範囲で2.14mV/μmの線形の出力電圧を得た。(2)アモルファスセンサの磁心中央からの水平偏位においては、出力電圧の‐3dB値から判断して±0.6mmの範囲で安定していた。(3)アモルファスセンサの磁心中央における微小磁石の回転で、‐3dBの電圧降下を示す範囲は±17°であった。 2.センサの口腔内への固定は側方歯群に維持を求めた鋳造床で行った。鋳造床自体の動きは歯の脈動に比較してきわめて小さかった。 3.健康な歯周組織をもつ成人男子2名の上顎左側中切歯の脈動を計測し、以下の知見を得た。(1)歯の唇側方向への脈動は、歯軸方向へのそれより約0.02sec遅れていた。(2)切縁部での振幅は遠心側より近心側が大きく、また歯の正中では歯顎部の振幅は切縁部より明らかに小さかった。(3)歯軸方向および唇舌方向の脈動を合成して作成したリサ-ジュ図形からその回転中心を推定したところ、矯正的な歯の移動の場合とは異なり、歯頚部付近であった。 これらの結果に基づいて歯の脈動と血圧との関連、歯周疾患を伴う歯の脈動からその歯周組織の鑑別診断法の確立、さらに矯正的歯牙移動による歯周組織の改造過程などを精査している。 続きを見る
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