G蛋白質共役型グルタミン酸受容体を阻害する生物毒素の探索

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G蛋白質共役型グルタミン酸受容体を阻害する生物毒素の探索

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
A search for matabotropic glutamatergic antagonists of biological origins
責任表示:
杉山 博之(九州大学・理学部・教授)
SUGIYAMA Hiroyuki(九州大学・理学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1991-1993
概要(最新報告):
グルタミン酸受容体にはいくつかのタイプが知られているが、本研究計画ではこれらのタイプのうちGタンパク質共役型グルタミン酸受容体(mGluR)について、これを阻害する作用のある薬物を探索することを目的として、主に生物由来の材料を対象として検討し、以下のような結果を得た。 1.アッセイ法の改良:mGluRを発現したアフリカツメガエル卵母細胞を用いてアッセイを行ったが、生物由来の抽出物試料などの場合、試料自身の中にグルタミン酸がしばしば高濃度で含まれており、アッセイが著しく困難となることが分かった。そこでグルタミン酸だけを特異的にサンプルから除去し、それ以外の検定すべき試料成分を何ら失うことなくアッセイが行えるような方法を検討し、開発することが出来た。グルタミン酸オキシダーゼを用いた酵素連鎖反応を利用した方法である。2.mGluRに対する選択的薬物:動物由来の毒素成分約20種類と植物由来の抽出試料約30種類を検討した。現在の段階では、mGluRを特異的に阻害すると考えられるアンタゴニスト成分を同定するには至っていない。しかし、アゴニストについて特異的な薬物を見いだすことが出来た。すなわち、トウダイグサと呼ばれる植物に含まれる天然のアミノ酸誘導体である3,5-ジヒドロキシフェニルグリシンが、mGluRに対して特異的に作用するアゴニストであることを見い出した。3.その他:副産物的な知見として、植物成長ホルモンであるサイトキニンの一種、6-ベンジルアミノプリンが、セロトニン(5HT_<2C>)受容体の強い阻害剤であることを見いだした。この物質はmGluRに対しても高濃度(100μMオーダー)ではある程度の阻害作用を示し、本研究計画の直接の目標をある程度充たすもののようでもあるが、セロトニン受容体に対する作用の方がはるかに強く、μMオーダーの濃度で有効であった。 続きを見る
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