分子の高次組織化による材料機能設計

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分子の高次組織化による材料機能設計

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
梶山 千里(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1991
概要(最新報告):
1.高分子液晶/液晶複合膜は低周波電界により光散乱状態、高周波電界により光透過状態となり、光散乱ー光透過状態は電界を切ってもメモリ-される双安定型光スイッチング特性を示すことを初めて観測するとともに、複合膜の光散乱機構と光メモリ-能に対する構造因子を明らかにした。 2.認識・応答機能を持つ分離・輸送系構築を目的とした研究を引き続き展開し、剛直なスペ-サ-を持つサンドイッチ型分子認識素子が電荷移動錯体の自発的高次組織化をひきおこすこと、および光応答性キャリアを用いた分離・輸送系に関する基礎的な知見を明らかにした。 3.生体機能を模した新しい高次組織化したLB膜の構築に関し、(1)サンドイッチセルによる光応答、(2)BAMによる膜の安定性評価、(3)SーD間電子移動の距離依存性、(4)剛直結合鎖で連結したSーD化合物内の電子移動及び(5)LB膜内におけるプロトン移動、を検討した。 4.ITO電極上に数種のフェロセンスルフィドおよびスルホン長鎖誘導体のLB膜を構築し、可逆的な酸化還元反応を実現した。一方、芳香環を含むアミノ酸長鎖エステルのLB膜中で、π電子系相互の配向・充填状態を制御することにより、光物性、化学反応性に配列状態の相違が反映されることを見出した。 5.水晶発振子をLB膜の水平付着累積基板として用い、その振動数変化から累積挙動をin situで評価した。その結果、水平付着累積法は従来の垂直浸積法に比べて多くの利点を持つことを明らかにした。 6.新しい原理に基づくフォトクロミズムを示す有機固体材料の開発を目指して、光励起によって相転移を起こす可能性を検討した。アルキルウレタンを側鎖基にもつポリジアセチレン単結晶試料を使用して、ナノ秒パルス光照射による可逆的な超高効率の光誘起相転移現象を見出した。 続きを見る
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