空間概念の獲得に及ぼす機授・学習諸方略の効果に関する研究

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空間概念の獲得に及ぼす機授・学習諸方略の効果に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
A STUDY OF THE EFFECTS OF LEARNING AND TEACHING STRATEGIES ON THE ACQUISITION OF SPATIAL CONCEPT.
責任表示:
山内 光哉(九州大学・教育学部・教授)
YAMAUCHI Mitsuya(九州大学・教育学部・教授)
弓野 憲一(静岡大学・教育学部・教授)

YUMINO Kenichi(静岡大学・教育学部・教授)

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本文言語:
日本語
研究期間:
1990-1992
概要(最新報告):
我々は、数学教育において重要な概念である空間概念の獲得過程、教授・学習効果の検討を行なってきた。その結果、(1)発達的検討では、軸が斜の場合の線対称、立体図形の展開は幼児には困難な課題であり、立体図形の展開では、年中児位に進歩が見られ、この時期が展開図作成能力の基礎を形成するのに重要な時期であることがわかった。(2)学習方略に関しては、線対称と折り紙を折るという行為、折ることによる線対称図形を見る機会の多さ(イメージ)、線対称のどの要因が折り紙を折ることによって促進されるのかを、1ヵ月という長期の個人的訓練を行なって検討した結果、折り紙の訓練と線対称概念の獲得には、部分的には関係があったものの、どの側面と関連があるかは明確に出来なかった。立体図形の展開の学習では、身体感覚的に展開を学習するイージ的訓練、展開過程を手で模倣させる行為による訓練、展開過程を間接的に学習する群を設けて訓練結果を比較した結果、身体感覚的に展開を学習するイメージ訓練群がより効果的であることがわかった。(3)学習場面の検討では、線対称概念の獲得と折り紙能力の関係が、折り紙の個人訓練という方法で行なわれ、部分的な訓練効果を見出した。相互作用場面については、立体図形の展開を演示者と学習者の相互作用による訓練によって検討し、構成レベルは演示や方略教示によって上昇し、構成方略、モニタリングパターンは、演示や教示によって変化させうることがることが明かとなった。また、構成手順を演示するだけよりも、構成手順をことばで説明し、方略を言語化する方が効果が大きいことがわかった。(4)フランスと日本の文化差については、数学的にまったく異なった意味をもつ4つのパターンの図形の印象を調べ、両国の小学生の空間図形の美、落ち着き度、風変り度、に違いが端的に現れた。この結果は、両国の子供たちの空間図形に対する創造性が異なった方向に導かれることを示唆している。 続きを見る
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