都市環境資源勘定表の開発及びそれを用いた都市の国際比較

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都市環境資源勘定表の開発及びそれを用いた都市の国際比較

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
井村 秀文(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1990
概要(最新報告):
都市は外部からエネルギ-・物質を取入れ、内部で生産・消費を行い、製品,廃熱、廃棄物の形で外部にエネルギ-・物質を排出する巨大な生き物にたとえることができる。都市に流入するエネルギ-としては,一次エネルギ-としての太陽エネルギ-及び石油製品等、二次エネルギ-としての電気・ガスのほかに、各種の原材料や製品に内包されたエネルギ-がある。ある財が生産される際には、生産の各段階でエネルギ-が付加的に投入される。これは丁度、生産の各段階で付加価値が上乗せされていくのと同じ仕組みである。 都市におけるエネルギ-の流出入を分析するため、本研究では、まず、全国産業連関表(昭和60年度)によって、産業ごとの単位産出に含まれる内包エネルギ-(embodiedenergy)の原単位を計算する。次に、都市単位の産業連関表を用いて同様の計算を行う。この際に、都市の各産業部門への移入額には上で求めた原単位で計算されるだけのエネルギ-が内包されていると考える。また、対象都市内での石油製品、電気等のエネルギ-製品の生産に投入されるエネルギ-量として、全国で求めたエネルギ-製品の内包エネルギ-原単位による計算値を使用する。農業部門については、化石燃料等に加えて農地面積に降り注ぐ全太陽エネルギ-に一定比率を乗じただけの太陽エネルギ-が投入されると考える。 本年度は、福岡市等を対象にこのような計算を行い、都市における生産に消費されるエネルギ-の内訳、外部依存性、内部自立性などの構造を分析した。今後は、これをさらに発展させ、人口規模、産業構造等の異なる様々な都市についての比較研究を進める予定である。 続きを見る
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